1. 術前デザイン

今回が4回目の鼻手術となる予定の患者様で、アップノーズの矯正のために来院されました。持ち上がった鼻先の形状は、軽度の拘縮後に生じた変形のように見受けられました。鼻先は丸く垂れ下がっており、右側にわずかに曲がっていました。

2. 手術計画

鼻先の軟骨の損傷度合いを把握して破損した軟骨を再建し、自家肋軟骨を用いて鼻中隔延長術を施行する計画です。さらに、鼻孔の左右非対称を矯正するため、両側の大鼻翼軟骨に自家肋軟骨を移植する鼻孔縁下降術を計画いたしました。

3. 術直後0日目の写真術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

4. 総評

軽度の拘縮変形によって持ち上がった鼻を矯正する手術です。このような手術では、まず正常組織の損傷度合いを把握することが何より重要となります。大鼻翼軟骨と鼻中隔軟骨の状態を確認し、必要に応じて損傷した軟骨を再建する手術を先行して行う必要があります。こちらの患者様も右側の大鼻翼軟骨が1/3程度しか残っておらず、鼻中隔軟骨の前半部分の1/3程度が切除されている状態でした。そのため、自家肋軟骨を用いて大鼻翼軟骨と鼻中隔軟骨を部分再建し、鼻中隔延長術によって鼻先を十分に下げました。

カン・チャヨン院長

限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。