こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、2度の鼻手術の後も長く垂れ下がった鼻先、曲がった鼻筋、鼻背の凹凸に長い間お悩みになり、当院にお越しくださった患者様の症例をご紹介いたします。

🔍 手術歴

  • 約10年前:シリコンプロテーゼ+耳介軟骨を用いた鼻整形 → 形に満足できず再手術を決意

  • 2025年1月:シリコンプロテーゼ+自家肋軟骨(機能的な不便さはありませんでした)

デザインカウンセリングの正面、左側側面、斜め側面の写真です。

患者様のご要望

  • 鼻筋の凹凸の改善

  • 丸い鼻先の整理

  • 斜鼻矯正

  • 鼻柱ラインの整え

  • 立体的ではっきりした鼻のライン

デザインカウンセリングの右側側面、斜め側面、鼻孔の写真です。

🔧 手術計画および進行

1. 自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建

  • 過去の手術で鼻中隔軟骨が過度に使用され、残っている軟骨がほとんどない状態

  • 自家肋軟骨を採取し、弱くなった鼻中隔をしっかりと再建

  • 安定した鼻先の支持力の確保

2. 右側鼻背の突出部位の慎重な除去

  • 術中に確認した結果、過去の手術で陥没部位の矯正のために挿入された自家肋軟骨の小片であることを確認

  • 小片を慎重に除去した後、陥没部位は軟骨と真皮で自然に満たして矯正

3. 鼻背のプロテーゼの入れ替え

  • 既存のシリコンプロテーゼ除去

  • 患者様の鼻骨の形態に合わせて新しいプロテーゼを精密に彫刻し、自然に鼻背の高さを形成

4. 鼻骨外側骨切り術

  • 幅広く広がった鼻骨を狭め、滑らかな鼻筋ラインを形成

  • 曲がった部分の矯正による対称性の確保

5. 機能的鼻炎手術を同時に実施

  • 鼻づまり症状の改善

  • 呼吸機能の回復

🌟 手術結果

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 幅広く広がっていた鼻筋が狭まり、すっきりとしたラインを形成

  • 曲がっていた鼻がまっすぐに矯正され、対称性を確保

  • 丸みを帯びていた鼻先が整い、立体感を付与

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 垂れ下がっていた鼻先が自然にわずかに上がり、はっきりとした横顔のラインが完成

  • 無理な高さではなく、患者様のお顔立ちに調和する自然な高さ

  • 鼻背の凹凸が整えられた滑らかなライン

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 整えられた鼻柱ライン

  • 左右の鼻孔のバランスが向上

  • 鼻先の形態の自然な整え

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後(0日目)の正面、斜め側面、側面の写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終的な仕上がりとは異なる場合があります。

術直後(0日目)の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終的な仕上がりとは異なる場合があります。

鼻の再手術は、初手術とは次元の異なる精巧さが求められる手術です。特に過去の手術で鼻中隔軟骨を多く使用している場合、残存軟骨が不足し、安定した鼻先の支持力を確保することが極めて困難になります。

このようなケースでは自家肋軟骨を活用して弱くなった鼻中隔を再建し、鼻の柱を再び強固に立て直しました。また、術中に確認された右側鼻背の突出部位は、過去の手術で挿入された軟骨片であることが判明したため、これを慎重に除去し、陥没部位を軟骨と真皮で精巧に矯正いたしました。

鼻の再手術で最も大切なことは、無理な高さを追求するのではなく、患者様の組織状態やお顔立ちに合った自然なラインを作ることです。はっきりとしつつも自然な結果を得るためには、残存軟骨の状態、皮膚の厚み、顔全体のバランスなどを総合的に考慮したオーダーメイドの設計が不可欠であり、同時に鼻づまりのような機能面にも配慮して呼吸まで快適に整えることが望ましいといえます。

これからもこのような細やかなアプローチによって、患者様の個性とご要望を可能な限り反映したオーダーメイド手術を提供してまいります。同様のお悩みを抱えていらっしゃる方々のお役に立てれば幸いです。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。