こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、過去の手術後に拘縮が生じてお悩みになり、当院を受診された患者様の鼻の再手術症例をご紹介いたします。

🔍 手術歴

  • 7年前:シリコンプロテーゼと鼻中隔軟骨を用いた鼻整形

デザインカウンセリング時の正面、左側面、斜め側面の写真です。

💉 患者様のご要望

患者様は前回の手術後、時間の経過とともに拘縮が進行し、様々なお悩みを抱えていらっしゃいました。

  • 自家肋軟骨を用いた再手術

  • アップノーズの改善

  • 斜鼻矯正

  • 鼻柱を下げて鼻孔の露出を軽減

  • 鼻唇角矯正

デザインカウンセリングの右側面、斜め側面、鼻孔写真です。

🔧 手術計画および進行

1. 拘縮組織の除去

今回の手術で最も重要な工程は、拘縮した組織を徹底的に除去することでした。拘縮がかなり進行した状態であったため、収縮した皮膚と線維化した組織を丁寧に除去いたしました。

除去された異物

この処置により、他の患者様よりも腫れがやや強く出たりダウンタイムが長引いたりすることがありますが、再拘縮を予防し、収縮した皮膚を十分に伸ばすためには欠かせない作業です。

2. 自家肋軟骨を用いた鼻先の再建

自家肋軟骨を採取し、鼻先を新たに再建いたしました。

  • ご自身の組織であるため拒絶反応が極めて少ない

  • 拘縮の再発リスクを最小限に抑制

  • 強固な支持力により鼻先の形態を長期間維持

  • アップノーズと鼻柱の位置矯正に効果的

3. シリコンプロテーゼの入れ替え

鼻筋には患者様の鼻の構造に合わせて新しいシリコンプロテーゼを細やかに細工して挿入いたしました。曲がっていた鼻筋をまっすぐに矯正しながら、自然なラインを整えました。

4. 鼻唇角矯正

鼻柱を下方に下げて鼻孔の露出を抑え、横から見た際にも自然な鼻唇角を形成いたしました。

🌟 手術結果

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 曲がっていた鼻筋がまっすぐに矯正

  • 鼻全体の対称性を確保

  • 自然な鼻筋ライン

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 上がっていた鼻先が自然に下がる

  • 鼻唇角が改善し洗練された横顔のライン

  • 鼻柱の位置矯正によるバランスの整った鼻の形態

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 鼻孔の露出が減少

  • 鼻柱が下がり安定した形態

  • 左右対称性の改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後0日 正面、斜め側面、側面の写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

拘縮が生じた鼻の再手術は、通常の鼻の再手術よりもいっそう細やかなアプローチが求められます。拘縮はプロテーゼ周囲の被膜が厚くなり収縮することで鼻の形が変化する現象であり、単にプロテーゼを入れ替えるだけでは解決できません。

このようなケースでは、拘縮組織を徹底して除去し、自家肋軟骨を用いて鼻先を再建することで、再拘縮のリスクを抑えました。拘縮組織を除去する過程で一時的に腫れが強く出ることがありますが、これは収縮した皮膚を十分に伸ばし、健全な組織環境を整えるために必要な工程です。

自家組織を用いた再建は、長期的に安定した結果が期待でき、患者様のご要望であったアップノーズや鼻孔の露出に関するお悩みも併せて改善されました。以上、代表院長のカン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。