こんにちは。カン・チャヨンです。
本日は、長期間アップノーズでお悩みだった患者様の、自家肋軟骨による再建症例をご紹介いたします。
📍手術歴
18年前:アロダーム+シリコン+耳介軟骨の手術(アロダームの炎症疑い、アップノーズが発生)
17年前:鼻中隔+耳介軟骨+シリコンの手術(6か月後もアップノーズが持続)
6か月後:シリコン除去
3か月後:シリコン+軟骨による再手術
🔎 初診所見
正面
上がって見える鼻(アップノーズ)
鼻孔の非対称
斜鼻
2. 側面
短く上を向いた鼻
高い眉間の開始点
鼻柱の陥没
人中が長く見える
口元の突出所見
3. 斜め側面
短く上を向いた鼻
長く見える人中
口元の突出所見
4. 鼻孔
鼻孔の非対称
左側に曲がった鼻柱
左側鼻柱上部の瘢痕組織
ℹ️ 特記事項
セフェム系抗生剤アレルギーあり
鼻手術後に鼻炎が悪化
拘縮鼻のように見える
✨ 患者様のご要望
アップノーズの改善(鼻孔の見え方を軽減)
自然な仕上がり
💉 手術内容
状態の評価
過去の手術で両側の大鼻翼軟骨が2/3以上切除されていた状態を確認
鼻柱の陥没および鼻唇角が狭いことを確認
左側鼻柱の瘢痕組織
2. 構造再建
自家肋軟骨を用いた鼻翼軟骨の再建
鼻中隔延長術によるアップノーズ矯正
鼻柱下降
3. 形態の改善
鼻唇角矯正による口元の突出感の改善
眉間の開始点を自然に下げる
鼻孔の非対称の矯正
✅ 手術結果
正面
鼻孔の露出の減少
非対称の改善
まっすぐに整った鼻のライン
アップノーズの改善
2. 側面
自然な開始点
自然になった鼻柱の形態
改善された鼻唇角
人中の長さが目立ちにくくなる
口元の突出感の改善
3. 鼻孔
バランスの整った鼻孔の非対称
まっすぐ整った鼻柱
瘢痕組織が目立ちにくくなる
👨⚕️ 専門医の所見
こちらのケースは、18年という長い年月の間に複数回の鼻整形を受けられたものの、アップノーズと鼻柱の陥没が改善されずお悩みだった症例です。手術中に確認したところ、両側の大鼻翼軟骨が2/3以上切除された状態であり、これにより支持構造が弱まってアップノーズが生じていたことが判明しました。
患者様は拘縮鼻だと思い込んでいらっしゃいましたが、実際には正常な軟骨構造の損傷による変形でした。自家肋軟骨を用いて鼻翼軟骨を再建し、鼻中隔延長術を施行してアップノーズを矯正しました。また、鼻柱を自然に下げることで鼻唇角を改善し、口元の突出感も同時に解消しました。
セフェム系抗生剤にアレルギーをお持ちの患者様であったため薬剤の選択には細心の注意を払い、以前から悪化していた鼻炎症状も考慮して手術を進めました。
カン・チャヨンでした。ありがとうございました。
ありがとうございます。
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限界と副作用
自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。
プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。
鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。
共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。