こんにちは。カン・チャヨンです。
本日は、複数回の手術と鼻背の皮膚の部分壊死による皮膚損傷を伴う複合変形を、自家肋軟骨を用いて再建された患者様の症例をご紹介いたします。
📍 手術歴
23年前:峨山病院にてシリコンのみの手術
20年前:ゴアテックス+耳介軟骨+小鼻縮小
13年前:ゴアテックス+耳介軟骨
10年前:鼻フィラー施術
7〜8年前:シリコン+耳介軟骨+鼻中隔手術
3〜4か月後:鼻が赤くなり手術(詳細な内容は不明)
🔎 初診所見
正面
鼻孔が目立つ
鼻孔の非対称
曲がった鼻筋
細く見えすぎる鼻筋
2. 側面
陥凹した鼻柱
口元の突出所見
不自然な鼻筋のライン
3. 斜め側面
左側鼻背の陥没瘢痕(以前の手術による皮膚壊死と推定)
4. 鼻孔
明らかな鼻孔の非対称
右側に偏位した鼻柱
5. 機能
左側の鼻づまり
✨ 患者様のご要望
曲がった鼻の改善
鼻孔の非対称の矯正
自然な仕上がり
💉 手術内容
鼻中隔の再建
深刻な鼻中隔軟骨の損傷を確認
自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建
鼻中隔延長術によるアップノーズの改善
2. 機能改善
鼻中隔形成術
高周波レーザー粘膜下下鼻甲介切除術(鼻炎手術)
左側の鼻づまりの改善
3. 形態の改善
鼻孔の非対称の矯正
鼻柱を自然に下げる
鼻唇角矯正による口元の突出感の改善
直半ライン
陥没した左側鼻背へ軟骨および人工真皮を移植
✅ 手術結果
正面
鼻孔が目立っていた部分の改善
鼻孔の非対称の改善
まっすぐに整った鼻筋
適切な鼻筋の幅
2. 側面
自然な鼻柱ライン
改善された鼻唇角
滑らかな鼻筋の直半ライン
3. 陥没部位
軟骨および人工真皮移植による左側鼻背の窪みの改善
4. 機能
鼻中隔軟骨の安定した構造を完成
両側の鼻腔内スペースのバランスを確保
両側の下鼻甲介の縮小
👨⚕️ 専門医の所見
このような症例は、多数回の手術歴に加え、特に左側鼻背の皮膚壊死による陥没まで認められる複合的なケースでした。鼻中隔軟骨の深刻な損傷状態を自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建によって解決し、鼻孔の非対称とアップノーズも同時に改善しました。
特に左側鼻背の陥没部位には軟骨と人工真皮を移植してボリュームを回復させ、鼻唇角矯正により口元の突出感も改善しました。鼻づまりの症状も鼻中隔形成術と下鼻甲介の処置により解消し、機能面・審美面の両方において良好な結果を得ることができました。
カン・チャヨンでした。ありがとうございました。
ありがとうございます。
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限界と副作用
自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。
プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。
鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。
共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。