こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、複数回の鼻手術の後にアップノーズとひどい鼻づまりに悩み、当院にお越しいただいた患者様の症例をご紹介いたします。

🔍 手術歴

この患者様は、長期間にわたり複数回の鼻手術を受けられてきた方でした。

  • 12年前:鼻フィラー施術

  • 12年前:シリコンと鼻中隔軟骨を用いた鼻整形

  • その6か月後:術前の状態に戻したくなり、シリコンと耳介軟骨を用いた再手術

  • 5年前:シリコン除去

特に最後の手術以降、鼻炎が著しく悪化し、鼻づまりによって日常生活に大きな支障をきたしていらっしゃいました。

デザインカウンセリング時の正面、左側面、斜め側面の写真です。

💉 患者様のご要望

患者様の主なお悩みは次の通りでした。

  • 上を向いた鼻先の改善

  • 鼻孔が目立つ部分の矯正

  • 鼻孔の左右非対称の改善

  • 鼻づまりや鼻炎など機能的な問題の改善

カウンセリングの際、鼻先を下げると鼻が長く見えやすくなる可能性があることをご説明いたしましたが、患者様はむしろ長めに見える印象を好まれたため、その方針で手術計画を立てました。

デザインカウンセリングの右側面、斜め側面、鼻孔写真です。

🔧 手術計画および進行

1. 自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建手術

  • 弱くなった鼻中隔の支持力を根本から回復

  • 鼻中隔延長術によって上がっていた鼻先を自然な位置へ下げる

2. 斜鼻矯正および鼻中隔形成

  • 鼻中隔弯曲矯正による鼻の対称性の回復

  • 機能的改善と審美的改善の双方を追求

3. 鼻炎手術の同時施行

  • 鼻づまりの根本的原因を改善

  • 下鼻甲介縮小による呼吸機能の改善

4. 鼻筋の補強

  • 自家肋軟骨を用いて自然な高さを形成

  • 人工プロテーゼを使用せず、自家組織のみで完成

5. 鼻唇角矯正および鼻孔の非対称の改善

  • 横顔のシルエット改善と口元の突出感の緩和効果

  • 左右の鼻孔の対称性を調整

🌟 手術結果

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 上がっていた鼻先が適切な位置に下がる

  • 目立っていた鼻孔の露出が自然に減少

  • 鼻孔の非対称が大きく改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • アップノーズが矯正され、洗練された鼻のラインが完成

  • 鼻唇角矯正により、口元の突出感が改善したような効果

  • 患者様がご希望された、やや長めに見える自然なラインを実現

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 鼻中隔再建による鼻の構造的安定性の確保

  • 鼻炎手術の併用による鼻づまりの改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後0日 正面、斜め側面、側面の写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

複数回の鼻手術を経験された方の再手術では、残されている組織の状態を正確に把握することが極めて重要です。今回のように鼻中隔軟骨が著しく損傷しているケースでは、自家肋軟骨を活用した再建が安定した方法となります。

特にアップノーズ矯正は、単に鼻先を下げるだけでなく、鼻中隔の支持力をまず確保したうえで鼻先の位置と角度を調整してこそ、持続性の高い結果を得ることができます。機能的な問題である鼻づまりや鼻炎まで同時に解決し、審美的にも機能的にもご満足いただける結果を得ることができました。

鼻の再手術をご検討中の方は、現在の鼻の内部状態を正確に診断してもらうことが第一歩となります。同じようなお悩みをお持ちの方のご参考になれば幸いです。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。