こんにちは。カン・チャヨンです。

今回は、両顎手術後に鼻が横に広がり低くなってしまったことでお悩みになり、当院にお越しくださった患者様の症例をご紹介いたします。

🔍 手術歴

2021年12月:自家肋軟骨による鼻の再手術 + 自家真皮 + 3Dプリンティング + 機能手術

2022年2月:鼻内部の癒着剥離

2022年8月:鼻先の再手術 + 自家真皮

2023年2月:鼻の再手術

2023年10月:鼻の再手術(全体的に低く調整)

2025年6月:両顎手術

両顎手術後に鼻の支持構造に変化が生じ、鼻全体が横に広がり低くなるという変化が起きていらっしゃいました。

デザインカウンセリング時の正面、左側面、斜め側面の写真です。

患者様のご要望

両顎手術後の鼻の形態変化にお悩みでした。

  • 広がった鼻の改善

  • 低くなった鼻先を高くする

  • 自然な鼻筋ライン

  • 鼻先は尖らせず、柔らかな印象に仕上げる

デザインカウンセリングの右側面、斜め側面、鼻孔写真です。

🔧 手術計画および進行

1. 鼻中隔の状態評価

両顎手術の影響により、鼻中隔軟骨がかなり弱くなっている状態でした。弱くなった鼻中隔では鼻先を十分に高く支えることが難しかったため、自家組織を用いた再建が必要でした。

2. 自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建

自家肋軟骨を採取し、弱くなった鼻中隔を補強・再建しました。

  • ご自身の組織であるため拒絶反応が極めて少ない

  • 強固な支持力で鼻先の高さを維持

  • 長期的に安定した仕上がり

  • 両顎手術後に弱まった構造を効果的に補強

再建された鼻中隔の上に、鼻先を自然な高さに形成しました。

3. シリコンプロテーゼによる鼻筋のライン形成

高さを出した鼻先と自然につながるよう、鼻筋に合わせてシリコンプロテーゼを患者様ごとに細かく調整して挿入しました。鼻先から鼻筋まで滑らかに続くラインを形成しました。

4. 鼻先の形状の調整

患者様のご要望に合わせ、鼻先は尖りすぎない、柔らかく自然な印象に整えました。

🌟 手術結果

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 広がって見えていた鼻の幅が整う

  • 全体的にすっきりと整った鼻の形態

  • 顔全体との調和が取れたバランス

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 低くなっていた鼻先が自然に高くなる

  • 鼻筋と鼻先がなめらかにつながる

  • 自然な鼻のラインの完成

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 尖りすぎない柔らかな鼻先

  • 安定した支持力の確保

  • 自然な高さと形態

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後0日 正面、斜め側面、側面の写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

このようなケースでは、単にプロテーゼのみで十分な支持力を得ることは困難です。本症例のように自家肋軟骨を用いて弱くなった鼻中隔を再建し、鼻先の構造的な土台を整えることが重要となります。

患者様がご希望されていた柔らかく自然な鼻先を目指し、過度に高くすることなく顔全体とのバランスを考慮して手術を行いました。両顎手術後の鼻の形状変化でお悩みの方々のお役に立てれば幸いです。以上、代表院長のカン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。