こんにちは。カン・チャヨンです。

今回は、6回目の鼻の再手術の末にようやく希望通りの結果を得られた患者様のお話をご紹介いたします。

手術および施術歴:

2009年から2014年にかけて計5回の鼻整形手術を受けられました。鼻中隔軟骨、耳介軟骨、寄贈肋軟骨、自家肋軟骨、シリコンプロテーゼなど様々な材料と手術方法を試されましたが、毎回満足のいく結果が得られず悩みを深めておられました。また、8年前には鼻のフィラー施術も受けていらっしゃいました。

術前デザインカウンセリング:

術前のカウンセリングで患者様の鼻を綿密に分析した結果、次のような問題点が見受けられました。

術前デザインカウンセリングの正面、右側面、斜め側面写真です。

  1. つり上がっている鼻先

  2. 高い鼻筋の開始点

  3. 手術したことが分かりやすい反り鼻

  4. 無理な人中短縮、小鼻縮小による鼻孔の非対称と小鼻の傷跡

  5. 度重なるオープン法での鼻整形手術による目立つ鼻柱の傷跡

術前デザインカウンセリングの鼻孔、右側面、斜め側面写真です。

患者様のご希望:

  1. 自然で洗練されたはっきりした鼻

  2. 直半ライン

  3. アップノーズ矯正

  4. 鼻孔の非対称の矯正

手術計画:

  1. 鼻中隔延長術を施行し、アップノーズの改善と鼻先の形態を繊細に調整

  2. 過去に使用された自家組織(自家肋軟骨、鼻中隔軟骨、耳介軟骨)の再利用

  3. 自家肋軟骨を追加採取し、鼻先の主材料として使用

  4. 異物(フィラー、シリコンプロテーゼ)の除去

  5. 新しいシリコンプロテーゼを彫刻し、従来の位置よりも開始点を低くして配置

手術は予想通り平坦なものではありませんでした。複数回の手術により正常組織の損傷が激しく、瘢痕組織も多く認められました。特に鼻中隔軟骨の損傷が著しく、それによって鼻先の安定性が損なわれ、結果として鼻先がつり上がってしまったものと判断されたため、自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建術を行いました。

術直後の結果を見ますと、つり上がっていた鼻先が自然に下がり、鼻筋の開始点が瞳のライン程度まで低くなりました。これにより、きつく見えがちだった印象が柔らかくなりました。曲がって見えていた部分も大幅に改善しています。鼻唇角が95度程度に整い、口元の突出感も緩和され、鼻背の強いカーブが抑えられて直半ラインの鼻に仕上がりました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

こうした事例を通して改めて確認できることは、鼻整形、とりわけ鼻の再手術においては非常に慎重で専門的なアプローチが必要であるという点です。患者様の手術歴、残存している組織の状態、そして患者様のご要望などを総合的に考慮し、適切な手術計画を立てなければなりません。また、自然な仕上がりのためには、患者様の顔全体とのバランスや特徴も併せて考慮する必要があります。単にトレンドを追うのではなく、一人ひとりに適した鼻の形を見出すことが重要です。

鼻整形をご検討されている方々には、こうした点をぜひ心に留めていただきたいと思います。十分なカウンセリングと慎重な選択が極めて重要です。特に再手術の場合は、経験豊富な専門医とのカウンセリングを通じて、ご自身に適した方法を見つけていただきたいと存じます。

今後も患者様の安全とご満足を第一に考え、より良い結果を目指して尽力してまいります。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

ありがとうございます。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

寄贈肋軟骨を使用する場合、移植軟骨が吸収されたり変形したりする可能性があるため、長期的な経過観察が必要です。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

注入されたフィラーなどの異物を除去して再建を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。