こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、丸い鼻先と曲がった鼻、そして鼻孔の非対称にお悩みで当院にお越しくださった患者様の、鼻の再手術症例をご紹介いたします。

🔍 手術歴

約4年前に他院で自家肋軟骨とシリコンプロテーゼを用いた鼻整形を受けられ、時間の経過とともに鼻先が垂れ下がり鷲鼻が生じたことが最初のお悩みでした。約2年前に別の医療機関で寄贈肋軟骨とシリコンプロテーゼを用いた再手術を受けられましたが、手術の1か月後に外部からの衝撃で鼻の変形が生じ、その際は位置の応急矯正のみを受けられた状態でした。来院時には、正面から見て鼻先が丸く広がって見え、鼻柱(鼻の柱)が左側に傾いて鼻孔の非対称まで伴っていました。

デザインカウンセリングの正面、左側面、斜め側面写真

患者様のご要望

  • 正面から見て鼻先が丸く広がって見える印象の改善

  • 曲がった鼻筋の矯正

  • 曲線の生きた自然なラインをご希望

  • 全体的に細くすっきり見える鼻のライン

  • 直線的な印象よりも、柔らかな曲線が生きた雰囲気

デザインカウンセリングの右側面、斜め側面、鼻孔写真

🔧 手術計画および進行

1. 鼻中隔再建(自家肋軟骨を使用)

  • 手術中に鼻中隔軟骨の前方部分が断裂して変形している状態を確認

  • 約2年前の外部からの衝撃時の損傷と推測

  • 自家肋軟骨を用いて鼻中隔を頑丈に再建

2. 鼻柱の位置矯正と鼻孔の非対称改善

  • 左側に傾いていた鼻柱を中心軸へと矯正

  • 左右の鼻孔の形態バランスを回復

3. 鼻中隔形成術および鼻炎手術

  • 鼻づまりに対する検査の結果、鼻中隔弯曲症と鼻炎を併発していると診断

  • 鼻中隔形成術と鼻甲介手術(鼻炎手術)を同時に行い、機能的な不快感を解消

4. 鼻筋ラインの再調整

  • 既存のシリコンプロテーゼ除去

  • 患者様の鼻骨の形態に合わせてプロテーゼを削り直して挿入

  • 自然で整った鼻筋ラインを形成

5. 鼻唇角矯正

  • 鼻と唇の間の角度(鼻唇角)を自然に調整

  • 横顔のラインのバランスを改善

🌟 手術結果

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

正面の変化

  • 丸く広がって見えていた鼻先が自然に整った状態へ

  • 鼻筋の幅が引き締まり、全体的に細く見えるラインへ

  • 曲がって見えていた部分が矯正され、左右のバランスを回復

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

側面の変化

  • 垂れ下がることなく安定して位置する鼻先

  • 曲線の生きた柔らかな鼻筋ライン

  • 鼻唇角矯正により一層整った横顔

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

鼻孔の変化

  • 左側に傾いていた鼻柱が中心軸へと回復

  • 鼻孔の非対称が自然に改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後0日目 正面、斜め側面、側面写真術直後写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

複合的な鼻の再手術では、過去の手術による影響だけでなく、外部からの衝撃による変形まで考慮する必要があります。今回の患者様のように鼻中隔軟骨の前方部分が損傷して鼻の中心軸がぐらついている場合、単純な形態の矯正だけでは安定した結果を得ることが難しくなります。

このようなケースでは、自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建によって鼻の中心軸を頑丈に整えることが鍵となりました。傾いていた鼻柱と鼻孔の非対称が同時に改善し、併発していた鼻中隔弯曲症や鼻炎に対しても機能改善手術を併行することで、形態と機能の両面を一度に整えることができました。

既存のシリコンプロテーゼをそのまま再利用することはせず、患者様の鼻骨の形態に合わせて直接削り直して挿入することで、自然にフィットするようデザインいたしました。鼻中隔の再建とともに安定した構造的基盤を確保することが、長期的な満足度へとつながります。

今後も患者様お一人おひとりの構造的特徴とご要望を細やかに反映し、自然な仕上がりを目指してまいります。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

寄贈肋軟骨を使用する場合、移植軟骨が吸収されたり変形したりする可能性があるため、長期的な経過観察が必要です。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。