こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、顔面非対称によって鼻がひどく曲がって見え、両側の鼻づまりまで伴っていた患者様の症例をご紹介いたします。

🔍 手術歴

患者様は2019年に重度の顔面非対称を矯正するため、両顎手術を受けられた既往がおありでした。両顎手術後も顔面非対称が一部残っており、鼻が視覚的により曲がって見える印象が強く、鼻のラインの矯正と呼吸の改善を同時にご希望されていました。

デザインカウンセリング時の正面、左側面、斜め側面の写真です。

患者様のご要望

  • 曲がった鼻を自然な直半ラインへと矯正

  • 丸い鼻先の改善

  • 鼻唇角矯正による横顔のラインの整流

  • 両側の鼻づまりの解消

デザインカウンセリングの右側面、斜め側面、鼻孔写真です。

🔧 手術計画および進行

CT検査の結果、左側への重度な鼻中隔弯曲症と鼻炎の所見が確認されました。そこで外見の矯正だけでなく機能的な改善まで同時に進める総合的な手術計画を立てました。

1. 自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建手術

  • 患者様ご自身の肋軟骨を採取し、曲がった鼻中隔を新たに再建

  • 鼻内部の安定した支持構造を確保

2. 鼻中隔形成手術

  • 左側に弯曲していた鼻中隔をまっすぐに矯正

  • 鼻づまりの根本原因の解決

3. 両側鼻炎手術

  • 慢性的な鼻づまりと鼻炎症状を同時に改善

  • 鼻で楽に呼吸できる環境を整備

4. 鼻骨外側骨切り術

  • 顔面非対称の影響で左側に偏っていた鼻骨を右側へ移動

  • 顔の中心線と鼻のアライメントを補正

5. シリコンプロテーゼの精密彫刻・挿入

  • 患者様の鼻骨の形態に合わせてプロテーゼを精巧に彫刻

  • 鼻を中心からわずかに右側へ配置し、顔面非対称による視覚的な曲がりを自然に補正

🌟 手術結果

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 左側に偏って見えていた鼻筋が顔の中心に整列

  • 顔面非対称による視覚的な曲がり現象の改善

  • 整った鼻先ラインの形成

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 自然な直半ラインの完成

  • 鼻唇角矯正により一段と滑らかになった横顔

  • 側面から見てもバランスの取れた鼻のライン

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 左右バランスの取れた鼻孔の形状

  • 両側の鼻づまり解消による呼吸の改善

  • 鼻炎症状の緩和

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後0日 正面、斜め側面、側面の写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

顔面非対称を伴う斜鼻矯正は、一般的な鼻整形よりもはるかに精緻なアプローチが必要です。お顔自体の非対称が残っている状況では、鼻骨だけをまっすぐに立てても視覚的に再び曲がって見えてしまうことがあるためです。

このようなタイプにおいては、左側鼻中隔弯曲症、慢性鼻炎、そして顔面非対称という複合的な問題を併せて考慮し、手術計画を立てました。自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建手術により鼻内部の支持力を確保し、外側骨切り術とプロテーゼの精密な彫刻挿入を通じて視覚的な非対称まで自然に補正いたしました。

特に鼻中隔弯曲症と鼻炎は、単なる美容面の問題ではなく呼吸に直結する機能的な問題であるため、鼻整形とともに解決することが、このようなケースにおける生活の質の向上に大きく寄与します。

鼻の外見だけでなく機能まで併せて考慮したオーダーメイド手術により、患者様のご満足度を高められるよう常に努めております。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。