こんにちは。カン・チャヨンです。
本日は、長い鼻と鼻孔の非対称にお悩みで当院にお越しくださった患者様の鼻の再手術症例をご紹介いたします。
🔍 手術歴
このタイプの患者様は、計3回の鼻手術の既往がおありでした。
約22歳頃:小鼻縮小手術
約26歳頃:鼻骨骨切り術およびシリコンプロテーゼ挿入
2023年4月:シリコン入れ替えおよび鼻先形成術
複数回の手術を経る中で鼻先が無茶に高くなり、小鼻縮小が非対称に過度に行われたため、鼻孔がつままれた形態になっていました。
患者様のご要望
患者様は、鼻全体の再矯正とともに機能的な部分も改善したいとおっしゃいました。鼻炎と鼻づまりの症状がおありだったため、鼻の外見の矯正と同時に鼻中隔矯正および下鼻甲介手術などの機能改善も一緒に行うことを希望されました。また、鼻唇角の矯正を通じて横顔のラインの改善も望まれていました。
🔧 手術計画および進行
今回の手術は、長い鼻と鼻孔の非対称の矯正が核心でした。
1. 自家肋軟骨を用いた鼻翼軟骨の再建
以前の手術で両側の鼻翼軟骨がともに除去された状態であったため、自家肋軟骨を採取して鼻翼軟骨を再建いたしました。
2. 鼻先の高さ調整および団子鼻の防止
無茶に高くなっていた鼻先の高さを下げつつも、団子鼻の印象が悪化しないよう鼻先の幅をわずかに広げ、小鼻に向かいがちだった視線を鼻先へと誘導するデザインを適用いたしました。
3. 鼻孔の非対称の矯正
非対称かつ過度に行われた小鼻縮小による鼻孔の非対称をできる限り矯正いたしました。
4. 長い鼻矯正
鼻筋の開始点を下げることで長く見えていた印象を矯正し、鼻唇角もあわせて改善いたしました。
5. 機能改善手術
鼻中隔弯曲症と鼻炎を矯正し、右側の外鼻弁狭窄を解消して鼻づまりの症状も同時に改善いたしました。
🌟 手術結果
正面の変化 :
つままれて見えていた鼻孔の非対称が改善
鼻先が自然な幅に調整されバランス感が向上
側面の変化 :
過度に高かった鼻先が適切な高さに調整
鼻唇角が矯正され洗練された横顔のシルエットが完成
鼻筋の開始点調整により長く見えていた印象を解消
鼻孔の変化 :
左右非対称が矯正され自然な鼻孔の形態へ
つままれた印象が緩和され柔らかい印象へ
💡 専門医の所見
鼻の再手術において、以前の手術によって鼻翼軟骨が消失している場合は難易度が高いケースに該当します。支持構造がない状態では、単にプロテーゼだけでは安定した結果を期待することが難しいためです。
このようなタイプでは、自家肋軟骨を用いて消失した軟骨を再建する構造的アプローチを選択いたしました。鼻先の高さを下げながらも団子鼻の印象が悪化しないよう鼻先の幅と視線の誘導を細かく調整し、鼻筋の開始点の調整を通じて長い鼻の印象もあわせて矯正いたしました。
また、鼻中隔弯曲症、鼻炎、外鼻弁狭窄などの機能的な問題を同時に解決することで、外見と機能の双方を改善することができました。鼻の再手術は、以前の手術の状態を正確に把握し、それに適した再建計画を立てることが何よりも重要です。
カン・チャヨンでした。ありがとうございました。
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限界と副作用
自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。
鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。
共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。