こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、プロテーゼが透けて見え、鼻先が垂れ下がりながら正面から不自然な鼻孔の形になってしまったことでお悩みになり、当院にお越しくださった患者様の症例をご紹介いたします。

🔍 手術歴

  • 約25年前:シリコンプロテーゼ挿入

  • 2年前:シリコンプロテーゼ再挿入

2回の手術後、プロテーゼが動き、鼻が曲がって歪む問題が生じていました。特にプロテーゼが鼻先深くまで入っている状態で鼻先の皮膚がかなり薄くなっており、プロテーゼが突き出てくるのではないかと心配されるほど透けが進行している状態でした。

デザインカウンセリング時の正面、左側面、斜め側面の写真です。

患者様のご要望

  • 鼻先の垂れ下がりの改善

  • プロテーゼの透けの解消および安定した鼻先の補強

  • 曲がった鼻の軸の矯正

  • 正面から不自然に見える鼻孔の形(ドラゴンノーズ)の改善

  • 鼻全体の形態を自然かつ安定した状態へ矯正

海外にお住まいの患者様で、長期間にわたり鼻の形態に関するお悩みを抱えていらっしゃいました。

デザインカウンセリングの右側面、斜め側面、鼻孔写真です。

🔧 手術計画および進行

1. 鼻先の補強および皮膚の保護

プロテーゼが鼻先まで挿入されて薄くなった皮膚を人工真皮で補強し、鼻先の安定性と支持力を確保しました。

2. 異物除去

2. 異物の精密な除去 小鼻と眉間部位に注入されていた異物を丁寧に除去し、鼻筋の異物除去によって凹凸になった表面を整えました。

3. ドラゴンノーズ矯正(鼻孔のM字型の改善)

鼻翼軟骨の再配置と軟骨移植により、正面からの不自然な鼻孔の形態を矯正しました。

4. 自家肋軟骨を用いた鼻先の再建

自家肋軟骨で鼻先をすっきりと高くして自然なラインを形成し、鼻唇角矯正で横顔のシルエットを改善しました。

5. 鼻骨の非対称の矯正

外側骨切り術を施行して曲がった鼻筋を矯正し、シリコンプロテーゼを鼻骨に合わせて精密に削り出して挿入することで、滑らかな鼻筋のラインを完成させました。

🌟 手術結果

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • M字型の不自然な鼻孔の形が自然に改善

  • 曲がって見えていた鼻の軸がまっすぐに矯正

  • プロテーゼの透けが解消され安定した鼻先に

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 垂れ下がっていた鼻先がすっきりと持ち上がる

  • 鼻唇角が適切に矯正され洗練された横顔のラインが完成

  • 凹凸のあった鼻筋のラインが滑らかに改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

鼻孔の変化

  • 鼻翼軟骨の再配置によりバランスの整った鼻孔の形態へ

  • 非対称の改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後0日 正面、斜め側面、側面の写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

複数回の手術を経た鼻の再手術では、既存の組織状態や皮膚の厚み、異物の有無などを総合的に評価することが何よりも重要です。このようなタイプでは、プロテーゼが鼻先まで挿入されて皮膚が非常に薄くなっていたため、人工真皮を活用した皮膚の補強が鍵となりました。

また、以前に注入された異物は周囲組織と癒着していたため繊細な剥離が必要であり、ドラゴンノーズと呼ばれる鼻孔の変形は軟骨再配置と補強を通じて矯正いたしました。自家肋軟骨を使用した鼻先の再建は、長期的に安定した結果が期待できる方法です。

鼻の再手術は、過去の手術による組織の変化を正確に把握し、患者様の状態に合わせたオーダーメイドのアプローチが不可欠です。同様のお悩みを抱えていらっしゃる方々のご参考になれば幸いです。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

注入されたフィラーなどの異物を除去して再建を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。