こんにちは。カン・チャヨンです。
本日は、垂れ下がった鼻柱と斜鼻、鼻孔の非対称でお悩みになり、当院にお越しいただいた患者様の症例をご紹介いたします。
🔍 手術歴
約10年前:鼻フィラー+ミスコ施術(今回の手術時に除去)
9〜10年前:シリコン+アロダーム
8〜9年前:再手術(修正) - シリコン矯正(曲がった鼻の改善)
患者様のご要望
鼻をもっと高くしたい
鼻孔を小さくしたい
斜鼻を改善したい
垂れ下がった鼻柱を自然に引き上げたい
過度に目立つ鼻孔を改善したい
鼻孔の非対称を改善したい
🔧 手術計画および進行
今回の手術では、以前の手術で使用されたシリコンプロテーゼを除去し、垂れ下がった鼻柱を引き上げ、露出した鼻孔を自然に改善することが核心でした。
1. 既存のプロテーゼ除去および再建
以前の手術によるシリコンとアロダームの除去
10年前のフィラーとミスコの除去
自家肋軟骨を用いた再建
2. 鼻柱矯正術
垂れ下がった鼻柱を引き上げ、自然な位置へと調整
鼻唇角を適切に改善し、洗練された横顔のラインを形成
側面から見える鼻孔の露出を改善
3. 斜鼻の改善
外側骨切り術により曲がった鼻筋を再矯正
鼻中隔再建により鼻の中心線を整列
正面の対称性を確保
4. 鼻孔縁下降術
大鼻翼軟骨の部分切開
自家肋軟骨を添えて鼻孔を引き下げ
過度に露出していた部分を自然に改善
左右の鼻孔の大きさのバランスを調整
5. 鼻の高さの増大
自家肋軟骨を用いた鼻背の増大
患者様のご希望に合わせた自然な高さを形成
顔全体の比率との調和を考慮
6. 鼻唇角の矯正
側面から見える鼻孔の露出を最小限に
人中との自然な角度の形成
優雅な横顔のシルエットを完成
🌟 手術結果
正面の変化:
斜鼻の改善による対称性の確保
左右のバランスを向上
自然な鼻筋ラインの形成
ご希望だった鼻の高さを達成
顔全体のバランスの改善
側面の変化:
垂れ下がっていた鼻柱が自然に引き上がり
過度に露出していた鼻孔を改善
洗練された横顔のラインを完成
人中との調和のとれた角度を形成
改善された鼻唇角による優雅な横顔
鼻孔の変化:
垂れ下がった鼻柱の改善による鼻孔露出の減少
鼻孔の大きさを縮小
左右対称性の確保
鼻柱中心軸の整列
自然な鼻孔の形態を完成
💡 専門医の所見
垂れ下がった鼻柱の改善は、単に鼻柱を引き上げるだけでなく、鼻唇角や鼻孔の露出まで併せて考慮しなければならない繊細な手術です。特に今回のようなケースでは過去2回の手術歴があったため、既存のプロテーゼを的確に除去し、損傷した組織を再建することが極めて重要でした。
以前のシリコンプロテーゼとアロダームを除去した後、自家肋軟骨を用いて安定した構造を再建しました。特に8〜9年前に曲がった鼻のために再手術を受けられた履歴があったため、今回は鼻中隔再建を通じて根本的に斜鼻を改善することに注力しました。
大鼻翼軟骨を部分的に切開し自家肋軟骨を補う鼻孔縁下降術により、側面から過度に見えていた鼻孔を自然に改善しました。同時に垂れ下がった鼻柱を引き上げて鼻唇角を適切に調整し、横顔のラインがより洗練され優雅になりました。
また、患者様がご希望されていた鼻の高さ向上のため、自家肋軟骨を用いて鼻背を自然に高くしました。以前の手術で使用されていた人工プロテーゼの代わりに自家組織を用いることで、長期的にも安定した自然な結果が期待できます。
特に再手術の場合は、過去の手術による瘢痕組織や変形した構造を扱わなければならないため、初手術よりもさらに精密で細やかなアプローチが必要です。このようなケースでは、患者様の過去の手術歴と現在の組織状態を綿密に分析し、それぞれの問題を体系的に解決していきました。
今後もこのような細やかなアプローチにより、患者様お一人おひとりの個性とご要望を最大限に反映したオーダーメイド手術を提供してまいります。同様のお悩みを抱えていらっしゃる方々のご参考になれば幸いです。
カン・チャヨンでした。ありがとうございました。
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限界と副作用
自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。
プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。
鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。
共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。