こんにちは。本日は、20年にわたる長い鼻整形の歩みに終止符を打たれた患者様のお話をご紹介いたします。この患者様は計7回の再手術を重ね、多くの苦痛を経験されましたが、最後まで諦めずに希望を見出された方です。

📍 患者様のこれまでの歩み

術前のデザインカウンセリング時の正面、左側斜め側面、側面の写真です。

- 20年前:鼻のフィラー施術

- 16年前:初手術(鼻整形)- 自家肋軟骨+シリコン+耳介軟骨(鼻が長く見える問題)

- 14年前:2回目 - 寄贈肋軟骨+シリコン+耳介軟骨+アロダーム(外傷後のアップノーズ)

- 11年前:3回目 - シリコン+寄贈肋軟骨(鼻筋の浮き、異物除去の失敗)

- 8年前:4回目 - 寄贈肋軟骨+シリコン+耳介軟骨+アロダーム(鼻筋の腫れ・浮腫、シリコンの透け)

- 5年前:5回目 - 自家肋軟骨微粒子+側頭筋膜(拘縮によるアップノーズ)

- 2年前:6回目 - 自家肋軟骨使用(鼻筋の透けの問題)

- 8か月前:7回目 - 自家肋軟骨クラッシュ技法

🔎 状態と主な問題点

デザインカウンセリング 右斜め側面・側面・鼻孔写真です。

患者様が当院を訪れた際の状態は非常に深刻でした:

1. 構造的損傷

- 鼻骨の大部分の消失

- キーストーン(鼻骨と外側鼻軟骨の連結部)の損傷

- 鼻中隔軟骨のかなりの部分の破壊

- 鼻全体の構造的安定性の低下

2. 機能的問題

- 左側鼻弁の狭窄によるひどい鼻づまり

- 鼻骨の圧痛

- 頭の動きに伴う鼻中隔軟骨の不安定性

- 呼吸困難

3. 美容的問題

- 鞍鼻変形

- デコボコした鼻筋のライン

- 両側の鼻柱の突出

- 鼻孔の左右非対称

💉 手術計画と進行

総合的な再建手術を実施。今回の手術は単なる美容的改善にとどまらず、鼻の全体的な構造を再建する大規模な手術となりました:

1. 構造再建

- 鼻中隔軟骨から大鼻翼軟骨、外側鼻軟骨、キーストーン部位まで自家肋軟骨で再建

- 鼻弁再建術による呼吸機能の回復

- 鼻中隔弯曲症矯正

2. 美容的改善

- 鼻筋周辺の陥没部位を細かな軟骨片で充填

- 全体的な鼻筋のラインの矯正

- 鼻柱突出部の整位

- 鼻孔の非対称矯正

3. 特別な注意事項

- 鼻中隔軟骨の再建に特に注力

- グラつき現象の矯正

- 長時間の手術に伴う術後回復管理の強化

✨ 術後管理と注意事項

術前動画 / 術直後動画

- ダウンタイム:通常の手術より2〜3倍長い回復期間を見込んでいます

- 外部からの衝撃への注意:再建された構造がしっかりと定着するまで、細心の注意が必要です

- 定期的な経過観察:構造的な安定性を確認するための定期検診

- 呼吸機能のモニタリング:鼻弁再建後の呼吸改善度の追跡

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

✅ 結びに

術直後0日 正面・側面・斜め側面写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な仕上がりとは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

このような事例は、度重なる再手術で損傷を受けた鼻であっても、体系的なアプローチと精密な再建を行うことで回復への道があるという希望を示してくれます。何より、患者様の諦めない強い意志と信頼があったからこそ成し得た手術でした。

鼻の再手術でお悩みの方々にお伝えしたいのは、どれほど困難な状況であっても、正確な診断と体系的な計画があれば改善の余地はあるということです。ただし、経験豊富な医療陣を選び、十分なカウンセリングを通じて現実的な目標を設定することが大切です。

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本記事は実際の症例をもとに作成されており、手術結果には個人差があります。

注意事項および起こりうる合併症

限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

寄贈肋軟骨を使用する場合、移植軟骨が吸収されたり変形したりする可能性があるため、長期的な経過観察が必要です。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

注入されたフィラーなどの異物を除去して再建を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。