こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、真皮の吸収により毎年のように再手術を繰り返された末に当院へお越しくださった患者様の特別な症例をご紹介いたします。

🔍 手術歴

  • 15年前:L型シリコン(拘縮、ピンチノーズ、鼻先の発赤)

  • 14年前:耳介軟骨+シリコン(薄い鼻の厚み改善を目的)

  • 11年前:シリコン+自家真皮+耳介軟骨+鼻中隔

  • 10年前:シリコン+寄贈肋軟骨

  • 8年前:頭皮筋膜+耳介後部真皮+臀部真皮

  • 2年前:頭皮筋膜+耳介後部真皮+臀部真皮

  • 15年前に鼻フィラー施術歴あり(手術時に除去予定)

  • 現在、左側がより強い鼻づまり症状

🔍 患者様のお悩み

デザインカウンセリング時の正面、左側面、斜め側面の写真です。

  • 手術時に移植した真皮が吸収され続け、鼻の形が変形してしまう

  • 度重なる手術により鼻先の皮膚の陥没が悪化

  • この問題を解決するために再手術を繰り返す悪循環

  • 不自然な鼻の形

デザインカウンセリングの右斜め側面、側面、鼻孔写真です。

💉 患者様の具体的なご希望

  1. これ以上真皮が吸収されない安定した鼻

  2. 鼻先が前に出すぎない自然なライン

  3. 整形感の強すぎない自然な形状

  4. 厚みがあり安定した鼻のボリューム感

  5. 長期的に維持できる結果

  6. 鼻孔が目立っていた部分の改善

  7. 小鼻の位置矯正

  8. 鼻孔の非対称の改善

  9. 尖りすぎない丸みのある鼻先

1. 患者様の好みな鼻 2. 患者様の苦手な鼻

🔧 術前分析

  1. 正面

  • 繰り返された真皮の吸収による非対称

  • 拘縮によりつまみ上げられたように見える鼻先

  • 曲がった鼻筋

  • 鼻孔が目立つ

  • 目立つ鼻孔・小鼻の非対称

2. 側面

  • 高い眉間の開始点

  • 広い鼻唇角

  • 不自然なライン

3. 鼻孔

  • 重度の非対称

  • 右側に曲がった鼻柱

  • 右側鼻孔内の瘢痕組織

💉 手術計画および進行

  1. 構造の再建

  • ひどく損傷した鼻中隔の自家肋軟骨による再建

  • 消失した大鼻翼軟骨の再建

  • 鼻孔縁下降術(鼻孔延長術)の施行

2. ボリュームの改善

  • 既存の自家真皮組織の効率的な再活用

  • 軟骨周囲の補強による安定性の確保

  • 全体的なボリューム感の形成

3. 機能改善

  • 鼻中隔矯正術および再建術

[術前・術後の比較写真8枚]

🌟 手術結果

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  1. 正面の改善

  • 鼻孔が目立っていた部分の改善

  • 鼻孔の非対称の大幅な改善

  • 自然な鼻筋ライン

  • 曲がりの矯正

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

2. 側面の改善

  • 鼻根の開始点が下がり自然なラインへ

  • 鼻先の位置が下がり、上がって見えていた部分を改善

  • 適切な鼻唇角矯正により鼻の長さ感を改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

4. 鼻孔の改善

  • まっすぐ整った鼻柱

  • 左右の鼻孔の対称性を向上

  • 自然な鼻孔の形状

  • 右側鼻孔の瘢痕組織の改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後0日 正面、側面、斜め側面の写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

繰り返される真皮の吸収と度重なる再手術による拘縮変形は、鼻整形において難易度が非常に高い問題の一つです。このような症例では、以下のような原則を徹底して守ることで安定した結果を得ることができました。

  1. 既存の損傷組織の的確な除去

  2. 堅固で安定した構造再建

  3. 自然なラインとボリューム感の形成

  4. 長期的な安定性のための複合的アプローチ

特に患者様がご心配されていた真皮の吸収と再手術の繰り返しを防ぐため、自家組織を最大限に活用し、安定した支持構造を作り上げることに重点を置きました。

今後も患者様のお悩みに真摯に耳を傾け、長期的に安定した結果をお届けできるよう全力を尽くしてまいります。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

ありがとうございます。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

寄贈肋軟骨を使用する場合、移植軟骨が吸収されたり変形したりする可能性があるため、長期的な経過観察が必要です。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。