こんにちは。カン・チャヨンです。
本日は、慢性異物反応と両顎手術後の鼻中隔損傷を自家肋軟骨で再建された患者様の症例をご紹介いたします。
📍 手術歴
15年前:両顎手術
10年前:鼻のフィラー施術(その後溶解)
10年前:鼻翼挙上
2年前:寄贈肋軟骨+シリコン手術
🔎 初診所見
正面
広がった鼻筋
丸みを帯びた形態
鼻孔が目立つ
鼻孔の非対称
2. 側面
高い眉間の開始点
持ち上がった印象
不自然な鼻柱・鼻筋ライン
3. 斜め側面
口元の突出所見
全体的に丸みを帯びた形態
4. 鼻孔
鼻孔の非対称
左側に傾いた鼻柱
✨ 患者様のご要望
アップノーズ矯正
鼻唇角矯正
自然な仕上がり
シャープさのない形態
💉 手術内容
異物反応の処置
鼻筋の慢性異物反応による漿液性液体の発見
細菌培養および抗生物質感受性検査を依頼
洗浄および被膜除去
2. 構造再建
両顎手術により損傷した鼻中隔の確認
自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建
全体的な構造の安定化
3. 形態の改善
鼻唇角矯正
鼻孔の目立つ部分の改善
自然な鼻柱ラインの形成
✅ 手術結果
正面
スリムになった鼻筋
改善された丸み
鼻孔の見え方の軽減
2. 側面
自然な眉間の開始点
安定した鼻柱・鼻筋のつながり
改善されたアップノーズ
3. 鼻唇角
矯正された鼻唇角
改善された口元の突出感
調和の取れた全体形態
👨⚕️ 専門医の所見
本症例は、手術中に予想外の所見が得られた特徴的なケースでした。当初、丸く広がって見えていた鼻筋は、実際には慢性異物反応による浮腫であったことが確認されました。洗浄と被膜除去を行うことで、実際の状態を把握することができました。
また、15年前の両顎手術による鼻中隔軟骨の深刻な損傷が認められたため、自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建手術が不可欠でした。これにより構造的な安定性を確保し、患者様が希望されていたアップノーズ矯正と自然な鼻唇角の矯正も併せて実現いたしました。
術後は炎症が生じる可能性があるため抗生物質の注射治療が必要となる場合があり、継続的な経過観察と管理が重要となる症例です。
カン・チャヨンでした。ありがとうございました。
ありがとうございます。
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限界と副作用
自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。
寄贈肋軟骨を使用する場合、移植軟骨が吸収されたり変形したりする可能性があるため、長期的な経過観察が必要です。
鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。
共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。