こんにちは。カン・チャヨンです。

本日はアップノーズ、鷲鼻、団子鼻など複合的な鼻の悩みを抱えていらっしゃった患者様の矯正手術症例をご紹介いたします。

このケースは2017年に鼻フィラー施術を受けられたご経験があり、異物除去も並行して実施した症例です。

1. 術前デザインカウンセリング

- 鼻全体が丸く広がって見える(団子鼻)

- 眉間部位にフィラーが残っており、広がって見え、鼻筋の開始点が高く見える

- 鼻先が太く丸く見える

- 鼻背に凹凸がある(フィラーの残余物によるものと推定)

- 鼻先が丸く、垂れ下がって見える

- 鼻筋の開始点が高い

- 鷲鼻の特徴が顕著である

- 鷲鼻がより強調されて見える

- 鼻先の垂れ下がりがはっきりと観察される

- 全体的な形状は自然であるものの、鼻先部分が丸く太く見える

2. 手術計画

患者様の状態とご要望を考慮し、以下のような手術計画を立てました:

a) 異物(フィラー)除去

b) 鼻中隔軟骨と寄贈肋軟骨を用いた鼻中隔延長術

c) 団子鼻矯正

d) 鷲鼻矯正

e) 鼻先の垂れ下がり改善

f) 鼻筋の開始点を下げる処置

3. 手術内容

- 2017年に注入されたフィラーの残余物を慎重に除去しました。

- この過程で鼻背の凹凸のある部分を滑らかに整えました。

- 鼻中隔軟骨と寄贈肋軟骨を用いて鼻先を支持し、延長しました。

- これにより垂れ下がった鼻先を持ち上げ、鼻全体の長さを調整しました。

- 広がって見える鼻をすっきりさせるため、軟骨を再配置して整えました。

- 鼻先の横幅が広い部分を繊細に調整し、より洗練された形態に仕上げました。

- 鼻背の突出した部分を慎重に整え、滑らかな曲線を作りました。

- この過程で鼻全体のラインが自然につながるよう配慮しました。

- 高く見えていた鼻筋の開始点を適切に下げ、眉間から自然につながるように整えました。

- 丸く太く見えていた鼻先を、より繊細で立体的な形態に整えました。

- 直半ラインの美しい鼻先のラインを作り上げました。

すべての処置をクローズ法(非開放式)アプローチで行ったため、外側に傷跡を残さず手術を完了しました。

4. ビフォーアフター写真の比較

術直後0日目の写真を比較すると、以下のような改善点を確認できます:術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 丸く広がって見えていた鼻が、すっきりと洗練された形態に改善されました。

- 眉間部分の広がった印象が解消され、開始点が自然になりました。

- 鼻先の太く丸い形態が、より繊細で立体的に変化しました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 凹凸があった鼻背が滑らかなラインへと改善されました。

- 鷲鼻が自然に矯正され、滑らかな曲線を描いています。

- 垂れ下がって見えた鼻先が適切に持ち上げられ、全体のバランスが整いました。

- 鼻筋の開始点が下がり、より自然な直半ラインを描いています。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 鷲鼻の特徴が改善され、滑らかな鼻のラインが形成されています。

- 鼻先の垂れ下がりが矯正され、全体的にバランスの取れた外見となりました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 丸く太く見えていた鼻先部分が、より繊細で美しい形態へと改善されました。

- 鼻孔全体の形状がより均整の取れた洗練された形になりました。

5. 術直後0日目写真一覧術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目 正面、側面、斜め側面術直後写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目 鼻孔術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

6. 総評

本症例は、アップノーズ、鷲鼻、団子鼻といった複合的な問題を同時に解決したケースです。特に以前受けられたフィラー施術による異物の除去まで並行して進めた点で、意義深い手術となりました。

鼻中隔軟骨と寄贈肋軟骨を用いた鼻中隔延長術は、垂れ下がった鼻先を矯正し、鼻全体の構造を強化する上で大きな役割を果たしました。これにより鼻先の垂れ下がりを改善すると同時に、団子鼻の特徴である広がった印象を抑えることができました。

鷲鼻矯正は単に突出部を除去するだけでなく、鼻全体のラインと調和するよう入念に行われました。その結果、滑らかな曲線の美しい鼻のラインを形成することができました。

鼻筋の開始点を下げ、眉間部分の広がった印象を改善したことは、顔全体のバランスを整える上で重要な要素となりました。これにより、より自然で調和のとれた印象を作ることができました。

特に今回の手術では、患者様のご要望であった「自然でありながら適度にはっきりした直半ラインの鼻」を形にすることができました。これは単に問題点を矯正するにとどまらず、患者様の審美的なご希望を的確に把握して実現した結果といえます。

クローズ法(非開放式)を用いることで術後のダウンタイムを短縮し、傷跡を残さず手術を完了することができました。この点も患者様のご満足につながりました。

7. おわりに

アップノーズ、鷲鼻、団子鼻など複合的な鼻の悩みでお困りの方々にとって、本症例がご参考になれば幸いです。それぞれの問題は相互に関連しているため、一つの問題だけを解決する形では十分な改善効果を得にくいことがあります。そのため総合的なアプローチが必要であり、豊富な経験と専門性を備えた医師による対応が求められます。

また、以前に受けられた施術(本症例ではフィラー)がある場合は、必ず医師とのカウンセリング時にお伝えいただくことが重要です。これは手術計画を立て、安全に手術を進めるために極めて重要な情報となります。

耳鼻咽喉科専門医としての解剖学的知識と豊富な手術経験をもとに、患者様一人ひとりに合わせた手術計画をご提案しております。見た目の美しさだけでなく機能的な改善まで考慮した総合的なアプローチで、美しく健康的な鼻をお作りいたします。

皆様の美しく健康な鼻のために、ノーズラボが寄り添います。ありがとうございます。

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限界と副作用

寄贈肋軟骨を使用する場合、移植軟骨が吸収されたり変形したりする可能性があるため、長期的な経過観察が必要です。

注入されたフィラーなどの異物を除去して再建を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。