こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、アップノーズと鼻孔の非対称でお悩みだった患者様の変化の症例をご紹介いたします。

この症例は、小さく薄い鼻の皮膚をお持ちの方々に参考にしていただけるケースです。

1. 術前デザインカウンセリング

患者様は15年前にシリコンと耳介軟骨を用いた鼻手術を受けられましたが、結果に満足されていませんでした。主な不満点は以下の通りでした:

- 鼻孔が目立ち、非対称である

- 鼻が左側に曲がっている

- 鼻筋のラインが凸凹して滑らかでない

- 口元の突出感の改善が必要

- 鼻づまりの症状

正面

- 鼻先が右側に曲がって見える

- 右側の鼻孔がつままれたように見え、両側の鼻孔が過度に露出して非対称

- 鼻筋の開始点が高く、全体的に鼻が小さいのに長く見える印象

側面

- 鼻先が垂れ下がって見える

- 鼻筋が凸凹して滑らかでない

- 側面からも鼻孔が過度に見える

- 鼻筋の開始点が高い

斜め側面

- 長く見える

- 鼻筋の開始点が高い

鼻孔写真

- 鼻先が右側に流れている

- 鼻柱が右側に倒れている

- 鼻孔の左右非対称が目立つ

特に注目すべき点は、患者様の鼻の皮膚が非常に薄く小さいタイプであったことです。これは手術の難易度を高める重大な要因となります。

2. 手術計画

患者様の状態とご要望を考慮し、以下のような手術計画を立てました:

a) 鼻づまり改善のための鼻中隔矯正術

b) 高周波レーザーを用いた下鼻甲介粘膜下切除術

c) 自家肋軟骨を用いた鼻中隔再建手術

d) 鼻先矯正および小鼻(鼻翼)の補強

e) 鼻孔縁下降術

f) 鼻筋矯正(自家組織のみ、またはシリコンプロテーゼ挿入を考慮)

g) 鼻唇角矯正

3. 手術内容

- 手術中に確認された鼻中隔軟骨は非常に薄く、左側に完全に折れ曲がっていました。

- 鼻中隔軟骨を骨部から完全に剥離し、自家肋軟骨を用いて頑丈に再建しました。

- この過程で鼻中隔矯正術も併せて行い、鼻づまりの改善を図りました。

- 自家肋軟骨を用いて鼻先をしっかりと適切な位置へと下げました。

- 小鼻(鼻翼)を補強して鼻孔縁下降を行いました。

- 非常に薄く小さい皮膚による難点を解消するため、人工真皮と鼻の内側から剥離した瘢痕組織を用いて皮膚を十分に補強しました。

- 移植された軟骨の幅を広げ、軟骨の透けを可能な限り予防しました。

- 鼻先の伸展度合いを考慮し、適切な高さで鼻筋を矯正しました。

- 高周波レーザーを用いた下鼻甲介粘膜下切除術を行い、鼻づまりをさらに改善しました。

4. ビフォーアフター写真の比較

術直後0日目の写真を比較すると、以下のような改善点を確認できます:術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 右側に曲がって見えていた鼻先が真っ直ぐに矯正されました。

- 鼻孔の非対称が大きく改善され、過度に露出していた鼻孔が自然に覆われました。

- 高く見えていた鼻筋の開始点が下がり、全体的な鼻の長さのバランスが改善されました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 垂れ下がって見えていた鼻先が適切に整い、全体のプロファイルが改善されました。

- 凸凹していた鼻筋が滑らかに整えられました。

- 側面から過度に見えていた鼻孔が自然に目立たなくなりました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 開始点が下がりました。

- 鷲鼻のような段差感が解消されました。

- 鼻唇角が自然になり、口元の突出感が改善される効果が得られました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 右側に流れていた鼻先が中央へと矯正されました。

- 鼻柱の右側への傾きが改善されました。

- 鼻孔の非対称が著しく改善されました。

5. 術直後0日目写真一覧術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目 側面、斜め側面、正面写真術直後の写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目 鼻孔写真術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

6. 総評

このようなタイプは、非常に薄く小さい鼻の皮膚を持つ患者様の複合的な鼻の問題を解決した症例です。特に注目すべき点は以下の通りです:

1. 鼻中隔再建:重度に変形していた鼻中隔を自家肋軟骨を用いて完全に再建することで、鼻の構造的安定性を確保しました。

2. 皮膚の補強:薄い皮膚による軟骨の透けを予防するため、人工真皮と瘢痕組織を用いた皮膚の補強を行いました。これは手術結果の自然さを高めることに大きく寄与しました。

3. 鼻孔縁下降術:鼻孔が過度に見える問題を解決するために鼻孔縁下降術を実施しました。これにより、鼻孔の露出を抑えながらも自然な形態を維持することができました。

4. 機能的改善:鼻中隔矯正術と下鼻甲介縮小術を通じて鼻づまりの症状を改善しました。これは美容的な改善だけでなく、生活の質の向上にもつながります。

この手術における最大の難題は、薄く小さい皮膚でした。このような状態では軟骨が透けたり、皮膚が十分に伸びなかったりして自然な結果を得ることが難しい場合があります。しかし、適切な皮膚補強技術と綿密な軟骨の調整により、この問題を適切に乗り越えることができました。

7. おわりに

アップノーズや鼻孔の非対称、そして薄い鼻の皮膚でお悩みの方々に、本症例が一つの参考になれば幸いです。鼻整形は単に形態を変えるだけでなく、個々のお顔の特徴や皮膚状態を考慮した総合的なアプローチが必要です。

特に再手術の場合、過去の手術による変形や瘢痕組織など、多様で複雑な要素を考慮しなければなりません。したがって、豊富な経験と専門性を備えた医師による綿密な診断と計画が非常に重要となります。

耳鼻咽喉科専門医としての解剖学的知識と豊富な手術経験をもとに、患者様一人ひとりに合わせた手術計画をご提案しております。見た目の美しさだけでなく機能的な改善まで考慮した総合的なアプローチで、美しく健康的な鼻をお作りいたします。

皆様の美しく健康的なお鼻のために、ノーズラボがお手伝いいたします。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

ありがとうございます。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。