こんにちは。カン・チャヨンです。
本日は、アップノーズに見える鼻にお悩みで当院にお越しいただいた患者様の症例をご紹介いたします。過去の手術で使用された臀部真皮が大きく吸収されたことで、鼻筋が広がり曲がって見える問題も同時に解決することができました。
🔍 手術歴
25年前:シリコン(効果が得られず)
19年前:L型プロテーゼ(鼻が上がったため)
15年前:L型プロテーゼ+耳介軟骨(鼻が上がったため)
10年前:臀部真皮+耳介軟骨+鼻中隔+シリコン除去(鼻が上がり拘縮だと思ったとのこと)
2年前:鼻フィラー2回施術(溶解歴なし)
患者様のご要望
アップノーズに見える鼻を自然に矯正したい
鼻筋をなめらかに整えたい
曲がった鼻を改善したい
広がって見える鼻筋が気になる
窪んだ鼻背を改善したい
🔧 手術計画および進行
今回の手術では、アップノーズを矯正しながら、吸収された臀部真皮によって広がり曲がっていた鼻筋を自然な直半ラインへと改善することが要点でした。
1. 異物の除去および組織の評価
2年前に施術された鼻フィラーの完全除去
既存の臀部真皮の状態確認
吸収が大きく進んだ真皮組織の整理
鼻中隔および耳介軟骨の状態評価
2. 鼻の再手術による自然な鼻筋ラインの形成
吸収された臀部真皮の代わりに安定した材料を使用
広がって見えていた鼻筋の幅を縮小
曲がった鼻筋の矯正
自然な直半ラインの完成
3. 鼻中隔延長術によるアップノーズ矯正
鼻先の位置を自然に下げる
適切な鼻唇角の形成
上品な横顔のライン
安定した鼻先の支持力の確保
4. 窪んだ鼻背の改善
全体的に上がって見える印象を補正
鼻筋ラインを自然な直半に形成
なめらかな鼻筋の表面
顔全体とのバランスの改善
5. 鼻孔縁下降術
上がって見えていた鼻孔を自然に矯正
左右の鼻孔バランスを改善
鼻柱中心軸の整列
自然な鼻孔の形態
🌟 手術結果
正面の変化 :
上がって見えていた鼻が自然に改善
広がって見えていた鼻筋の幅が縮小
曲がっていた部分の改善による対称性の確保
顔全体のバランス向上
なめらかな鼻筋ライン
側面の変化 :
上がっていた鼻先が自然に下がる
窪んでいた鼻背が改善され直半ラインが完成
鼻唇角の矯正による上品な横顔
洗練された自然な横顔のシルエット
全体的に調和のとれたプロポーション
鼻孔の変化 :
上がって見えていた鼻孔が自然に矯正
鼻孔縁下降術による自然な位置
左右のバランスの確保
鼻柱中心軸の整列
自然な鼻孔の形態
💡 専門医の所見
アップノーズ矯正手術は、単に鼻先を下げるだけの手術ではありません。鼻全体のバランス、鼻唇角、そして顔全体とのバランスまで総合的に考慮しなければならない複雑な手術です。
このような場合、25年間で4回の手術歴があり、特に10年前の手術で使用された臀部真皮が大きく吸収されたことで、鼻筋が広がり曲がって見える問題が生じていました。臀部真皮は時間の経過とともに吸収が進む特性があり、長期的な安定性の観点から注意を要する材料です。
手術中に確認したところ、臀部真皮の吸収が予想以上に進行していました。これにより鼻筋が広がって見え、全体的に上がって見える印象が生じていたのです。また、鼻背が窪んでいたため、アップノーズの印象がさらに強調されていました。
今回の手術では、吸収された真皮を整理し、安定した材料を用いて鼻筋ラインを自然な直半に整えることに注力しました。広がっていた鼻筋の幅を縮小させ、曲がっていた部分を矯正して対称性を確保しました。
アップノーズ矯正のためには鼻中隔延長術を行いました。鼻先を自然に下げながらも過度にならない適切な鼻唇角を形成し、上品な横顔のラインを完成させました。さらに鼻孔縁下降術によって、上がって見えていた鼻孔を自然に矯正しました。
窪んでいた鼻背を改善しながら鼻筋ラインを直半に整えたことが、全体的な上がって見える印象を解消するうえで大きな役割を果たしました。なめらかな鼻筋の表面と自然な直半ラインが調和し、洗練された上品な印象を作り出すことができました。
複数回の手術を受けられた患者様の再手術には、非常に慎重なアプローチが求められます。しかし、的確な診断と体系的な計画、そして繊細な手術技術により、患者様がご希望されていた自然な結果へと導くことができました。
今後もこのような細やかなアプローチにより、患者様お一人おひとりの個性とご要望を最大限に反映したオーダーメイド手術を提供してまいります。同様のお悩みを抱えていらっしゃる方々のご参考になれば幸いです。
カン・チャヨンでした。ありがとうございました。
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限界と副作用
プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。
注入されたフィラーなどの異物を除去して再建を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。
鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。
共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。