こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、本当に辛い時間を過ごされてきた患者様のお話をしたいと思います。10年間に計5回の鼻関連の施術や手術を受けられながらも、希望通りの結果が得られず当院をお訪ねくださった患者様の症例です。カウンセリングの際、これまでのご苦労をお話しされる姿から、どれほど大変だったかが伝わってきて胸が痛みました。

🔍 手術歴

デザインカウンセリング 正面・左斜め側面・側面写真です。

  • 10年前:鼻フィラー施術後に溶解

  • 7年前:鼻中隔矯正術+シリコンプロテーゼ - 吊り上がる感覚があり、以前の鼻に戻りたいと希望

  • 6年前:同院で全抜去術 - 以前の鼻に完全には戻らず落胆

  • 4年前:耳介軟骨+シリコンプロテーゼ - 希望の形にならず、再び吊り上がる感覚

  • 2年前:同院で全抜去術

  • 1年前:シリコン+耳介軟骨 - 1週間後に眉間部位にひどい腫れが発生

- CT撮影の結果、シリコンが過度に高い位置に配置 - 鼻づまりの症状も併発

デザインカウンセリング 右斜め側面・側面・鼻孔写真です。

💉 患者様のご要望

患者様は特に気になっている点を丁寧にお話ししてくださいました。

  • 鼻孔の左右非対称の改善

  • 従来の切開部位の傷跡の改善

  • 鼻背中央部の凹み現象の矯正

  • 鼻先が上がって見える状態の自然な改善

カウンセリングの際、患者様がおっしゃった「今度こそ本当に最後にしたい」という言葉が印象に残っています。

🔧 手術計画および進行

ステップ1:眉間の開始点の高さ調整

  • 過度に高くなっていた鼻背の開始部分を自然な高さに下げる

  • 鼻全体のラインの調和を追求

ステップ2:上がった鼻先を矯正するための構造的アプローチ

  • 鼻中隔軟骨の部分的再建術を施行

  • 自家肋軟骨を用いた鼻中隔延長術により、安定的で確実な支持力を確保

ステップ3:鼻孔の非対称の改善

  • 精巧な軟骨細工による対称性の回復

  • 自然な鼻孔の形態への矯正

ステップ4:顎の矯正術の同時進行

  • 比較的小さかった顎による顔全体のバランスの改善

  • 鼻と顎の調和のとれたプロポーションの完成

🌟 手術結果

術直後0日目から、患者様がご満足されている姿を見ることができました。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 鼻孔の非対称が著しく改善され、自然な印象に

  • 鼻背の凹み部分が滑らかにつながり、なめらかなラインに

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 上がっていた鼻先が適切な角度まで下がり、上品なシルエットに

  • 眉間から鼻先にかけての自然な曲線美

  • 顎の矯正による顔全体のプロポーションの改善

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

  • 鼻づまり症状の大幅な改善

  • 吊り上がる感覚のない落ち着いた状態

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

💡 専門医の所見

術直後0日 正面、斜め側面、側面の写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

5回の再手術を経験された患者様の場合、組織の状態が非常に重要な要素となります。度重なる手術によって瘢痕組織が形成されており、軟骨の量も限られていた状況であったため、より慎重なアプローチが求められました。

今回の手術で自家肋軟骨を選択した理由は、安定性と持続性のためです。これまでに何度も使用されていた耳介軟骨よりも、十分な量の肋軟骨を用いることで確実な支持構造を築くほうが、長期的により良い結果をもたらすと判断いたしました。

特にアップノーズを矯正する際は、単に鼻先を下げるだけでなく、鼻中隔を延長して根本的な支持力を強化することが重要です。これにより、時間が経っても形が崩れにくい安定した結果を得ることができました。

顎の矯正術を併せて行ったのも、顔全体のバランスを考慮した選択でした。鼻だけを見れば整って見えても、顔全体とのバランスを考慮しなければ不自然な印象を与えてしまうことがあるためです。

長い間ご苦労されていた患者様が、ようやく納得のいく結果を得られたことを心より嬉しく思います。今後もこのような難易度の高いケースを通じて、より多くの患者様のお役に立てるよう努めてまいります。以上、代表院長のカン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

プロテーゼを除去して再手術を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。