こんにちは。カン・チャヨンです。

今回は、広がった鼻先と鼻孔の非対称、凹凸のあった鼻筋を、プロテーゼを使わない自家肋軟骨により自然に改善された患者様の症例をご紹介いたします。

📍手術歴

デザインカウンセリング 正面・左斜め側面・側面写真です。

2020年1月

  • 鼻全体の手術(プロテーゼなし、鼻先は耳介軟骨)

2022年3月

  • 鼻筋の真皮移植

🔎 初診所見

デザインカウンセリング時の右側面、斜め側面、鼻孔の写真です。

患者様の基本情報

  • 30代女性

  • 両顎手術、輪郭手術、フィラー経験なし

主な問題点

  • 鼻先が広がって丸みがある

  • 鼻孔の非対称

  • 鼻筋表面の凹凸

  • 眉間が低く窪んでいる

  • 垂れ下がった鼻(長い鼻)

  • 軽度の口ゴボ(口元の突出)

患者様からの特別なご要望

  • 高さは出したいが整形感は出したくない

  • プロテーゼ不使用の原則を維持したい

  • 自然な仕上がりを重視

以前の手術における問題点

  • 真皮移植による表面の凹凸

  • 依然として低い眉間

  • 改善されなかった団子鼻

✨ 患者様のご要望

  • 垂れ下がった鼻、団子鼻の改善

  • 鼻孔の非対称の矯正

  • 高さがありつつも自然な鼻

  • プロテーゼを使わず安全に配慮

💉 手術内容

プロテーゼを使わない自家肋軟骨による再建

  • 鼻筋と鼻先の双方を自家肋軟骨で再建

  • 既存の真皮を完全に除去

  • 凹凸のあった表面を滑らかに整理

眉間の高さを改善

  • 自家肋軟骨により眉間のボリュームを補強

  • 窪んでいた眉間を自然に充填

  • 滑らかな移行部を形成

鼻先の再建術

  • 広がった鼻先を寄せて整える

  • 丸い鼻先をすっきりと

  • 十分な支持構造を確保

鼻孔の非対称の矯正

  • 左右の鼻孔の大きさと形状を改善し対称性を確保

  • 自然な鼻孔の形態

  • 正面の審美性の改善

鼻唇角矯正

  • 垂れ下がった鼻の改善

  • 鼻先の上昇により短く見せる効果

  • 軽度の口ゴボ(口元の突出)の改善

表面の整理

  • 凹凸のあった鼻筋を滑らかに

  • 自然な鼻のライン

  • なだらかな曲線の形成

✅ 手術結果

正面

  • 高さを出した眉間

  • なめらかな鼻筋

  • 対称的な鼻孔

  • すっきりとした鼻先

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

側面

  • 自然な鼻の高さ

  • 滑らかな鼻の曲線

  • 改善された鼻唇角

  • 調和のとれた横顔のライン

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

自然な高さを達成

  • 整形感のない自然な高さ

  • 顔全体と調和のとれたバランス

  • 眉間から鼻先までの滑らかなライン

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

垂れ下がった鼻の改善

  • 鼻唇角矯正による中顔面短縮効果

  • 若々しく生き生きとした印象

  • 顔全体のバランスを改善

表面の改善

  • 滑らかで自然な鼻筋

  • 凹凸が改善

  • 滑らかな皮膚表面

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

鼻孔の対称性を回復

  • 左右のバランスが整った鼻孔

  • 自然な形

  • 正面の審美性の向上

団子鼻の大幅な改善

  • 広がっていた鼻先がしっかりと中央に集束

  • シャープで洗練された鼻先

  • 正面と側面の双方を改善

👨⚕️ 専門医の所見

術直後0日 正面・側面・斜め側面写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な仕上がりとは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

このケースは、以前の手術で使用された真皮による鼻筋の凹凸と、依然として改善されていなかった団子鼻、鼻孔の非対称にお悩みだった患者様の症例です。特に患者様は、鼻を高くしたいと希望されながらも、整形したと分からないような自然な仕上がりを強く望まれていました。

最大の問題であった鼻筋の凹凸は、真皮移植の特性によるものでした。真皮は時間の経過とともに不均一に吸収されたり変形したりすることがあり、表面が不整になる場合があります。これを解決するため、真皮を完全に除去し、自家肋軟骨へと入れ替えました。

プロテーゼを用いない自家組織でのアプローチを選択されたのは適切な判断でした。自家肋軟骨はご自身の組織であるため、異物反応や炎症のリスクを抑えられ、自然な触感と動きを保つことができます。特に整形感のない自然な結果を望まれる患者様にとって、適した選択肢でした。

眉間が低く窪んでいる問題は、自家肋軟骨で適切なボリュームを補うことで解決しました。急激すぎる変化ではなく、お顔立ちと調和する自然な高さへと調整しています。これは患者様の「高くしたいけれど不自然には見せたくない」というご要望を的確に反映したものです。

鼻先が横に広がって丸みを帯びていた団子鼻は、自家肋軟骨で支持構造を再建することで改善を図りました。鼻先を中央へ寄せてすっきりと整えつつも、過度にならず自然な形状を維持しました。

鼻孔の非対称は繊細な矯正を要する部分でした。左右の鼻孔の大きさと形状を改善し、正面から見た際の対称性を回復させました。これは鼻全体のバランスを整えるうえで重要な要素となります。

垂れ下がっていた鼻は鼻唇角の矯正を通して改善しました。鼻先を適切に挙上させることで視覚的に鼻を短く見せる効果をもたらし、同時に軽度の口元の突出感の改善にも寄与しました。

全体として、患者様の核心的なご要望であった「自然さ」を最優先に考慮しました。十分な形態改善を果たしながらも整形感を与えない、まるで生まれつきのような自然な鼻を完成させることができました。

結果として、凹凸のあった鼻筋は滑らかになり、低かった眉間は自然に高さを得て、広がっていた鼻先はすっきりと整い、鼻孔の非対称も矯正されました。何より患者様が望まれていた「高く自然な鼻」をしっかりと具現化することができました。

本症例は、プロテーゼを用いない自家肋軟骨手術が、安全性に配慮しつつ効果的な結果をもたらすことができることを示す好例となりました。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。