こんにちは。カン・チャヨンです。

今回は、丸い団子鼻にお悩みだった患者様の手術症例をご紹介いたします。

こちらの患者様は12年前に鼻フィラー施術を受けられ、5年前には小鼻縮小注射を受けられましたが、その後に鼻先のへこみが生じてしまったとのことです。今回の手術を通じて、丸い鼻先をつんと高く立ち上げ、鼻背には曲線を入れない直線的なラインの鼻にしたいとご希望されました。

1. 術前デザインカウンセリング

- 鼻全体が丸みを帯びて広がっている

- 鼻がわずかに曲がって見える

- 鼻孔の非対称が観察される

- 鼻筋に凹凸があり、眉間にフィラーが残存していると疑われる

- 鼻先が丸い

- 眉間の開始点が高い

- 口元の突出(口ゴボ)の所見がある

- 鷲鼻のような印象が観察される

- 鼻先の丸みがさらに際立っている

- 鼻先が右に傾いている

- 鼻孔の非対称が目立つ

- 鼻柱が右に傾いている

- 鼻先が丸く広がっている

2. 手術計画

患者様の状態とご要望を考慮し、以下のような手術計画を立てました:

a) 外側骨切り術による幅の広い鼻骨の矯正

b) 鼻中隔軟骨を用いた鼻中隔延長術(必要に応じて寄贈肋軟骨を追加使用)

c) 異物除去

d) シリコンプロテーゼを用いた鼻筋形成

e) 鼻唇角矯正による口元の突出の改善

3. 手術内容

- 幅の広い鼻骨を細く整えるため、精緻な骨切り術を行いました。

- これにより鼻全体の横幅を狭め、よりスリムなラインを形成しました。

- 患者様の鼻中隔軟骨が小さかったため、寄贈肋軟骨を併用しました。

- これにより鼻先をつんと立ち上げ、支持力を高めました。

- シリコンプロテーゼを用いて鼻筋を高くしました。

- 患者様のご希望通り、曲線の入らない直線的な印象の鼻筋を形成しました。

- 口元の突出感を改善するため、鼻唇角を適切に調整しました。

- 鼻筋に残っていた過去のフィラーを可能な限り除去し、凹凸感を改善しました。

- 右側に傾いていた鼻先と鼻柱をまっすぐに整え、対称性を改善しました。

すべての処置をクローズ法(非開放式)アプローチで行ったため、外側に傷跡を残さず手術を完了しました。

4. ビフォーアフター写真の比較

術直後0日目の写真を比較すると、以下のような改善点を確認できます:術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 丸く広がっていた鼻が、すっきりと洗練された形に改善されました。

- わずかに曲がって見えていた鼻がまっすぐに矯正されました。

- 鼻孔の非対称が大幅に改善されました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 凹凸のあった鼻筋が滑らかで一直線のラインに整いました。

- 丸みのあった鼻先がつんと立ち上がり、横顔全体のプロファイルが改善されました。

- 高すぎた眉間の起点(ナジオン)が自然な位置に調整されました。

- 口元の突出感が和らぎ、顔全体のバランスが整いました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 鷲鼻のような印象が改善され、滑らかなラインを見せています。

- 鼻先の丸みが解消され、洗練された印象になりました。

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

- 右側に傾いていた鼻先と鼻柱がまっすぐに整いました。

- 鼻孔の非対称が大幅に改善されました。

- 丸く広がっていた鼻先がつんと引き締まり、すっきりしました。

5. 術直後0日目写真一覧術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目 正面、斜め側面、側面写真術直後写真は腫れがある状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

術直後0日目 鼻孔写真術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

6. 総評

この症例は、複数回の施術によって複合的な問題を抱えていた団子鼻を適切に矯正できたケースです。特に、過去のフィラーや輪郭注射施術による副作用(鼻先のへこみ、鼻筋の凹凸)を解決しながら、患者様のご希望の形を具現化した点が注目されます。

外側骨切り術により幅の広い鼻骨を矯正し、鼻中隔延長術で丸い鼻先をつんと立ち上げて立体感を出したことで、全体的に団子鼻だった印象が改善されました。特に患者様の鼻中隔軟骨が十分ではなかったため、寄贈肋軟骨を併用したことは、安定的かつ長期的な結果を得るための重要な選択でした。

鼻筋に残っていた異物を除去し、シリコンプロテーゼを用いて鼻筋を高くした処置は、患者様が希望された直線的な鼻を作るうえで効果的でした。また、鼻唇角矯正によって口元の突出感を改善し、顔全体のバランスを向上させました。

クローズ法(非開放式)を用いることで術後のダウンタイムを短縮し、傷跡を残さず手術を完了することができました。この点も患者様のご満足につながりました。

7. おわりに

丸い団子鼻でお悩みの方々にとって、本症例が参考となれば幸いです。特に以前の施術によるトラブルを抱えている場合は、専門医とのカウンセリングを通じて適切な解決策を見つけることが大切です。

鼻整形は、単に審美的な側面だけでなく、機能的な側面も併せて考慮する必要があります。耳鼻咽喉科専門医としての解剖学的知識と豊富な手術経験をもとに、患者様一人ひとりに適した手術計画をご提案しております。

団子鼻矯正は単に鼻を高くするだけでなく、顔全体とのバランスを考慮して行われなければなりません。患者様の輪郭、皮膚の厚みや状態、軟骨の状態などを総合的に判断し、自然で美しい結果を導き出すことが重要です。

皆様の美しく健康的なお鼻のために、ノーズラボがお手伝いいたします。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

ありがとうございます。

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限界と副作用

寄贈肋軟骨を使用する場合、移植軟骨が吸収されたり変形したりする可能性があるため、長期的な経過観察が必要です。

注入されたフィラーなどの異物を除去して再建を行う場合、除去後に拘縮が再び進行したり、鼻の高さや長さが短くなったりすることがあり、皮膚の状態によっては段階的な手術が必要となる場合があります。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。