こんにちは。カン・チャヨンです。

本日は、複数回の手術と再手術によって生じた複合的な問題を、自家肋軟骨による再建で解決された患者様の症例をご紹介いたします。

📍 手術歴

デザインカウンセリング 正面・左斜め側面・側面写真です。

5年前

  • 鼻中隔 + 耳介軟骨 + シリコン

  • 結果:鼻先が下垂

3~4年前

  • 寄贈肋軟骨 + シリコン + 耳介軟骨 + 小鼻縮小

  • 結果:シリコンが動く問題が発生

その後

  • 6か月後に修正手術

  • さらに6か月後に再度の修正手術

🔎 初診所見

デザインカウンセリング時の右側面、斜め側面、鼻孔の写真です。

機能的な問題

  • 慢性の鼻づまり

  • 鼻炎症状

  • 呼吸機能の低下

複数回の手術による損傷

  • 粘膜が薄くなった状態

  • 外側鼻軟骨の透け(鼻先)

  • 鼻孔の非対称

  • 全体的な組織損傷

形態的な問題

  • 人中が長く見える

  • 鼻筋の高さに対して低い鼻先

  • 鼻全体のバランスの崩れ

特記事項

  • 度重なる手術と修正による組織の疲弊

  • 粘膜損傷による回復力の低下

  • 複合的な構造的問題

✨ 患者様のご要望

  • 粘膜の損傷を回復

  • 外側鼻軟骨の透けを改善

  • 鼻孔の非対称の矯正

  • 人中が短く見えるように改善

  • 鼻筋を低くしてでも鼻先は高くしたい

💉 手術内容

粘膜および組織の再建

  • 薄くなった粘膜の補強

  • 損傷した組織の再生を促進

  • 安定した治癒環境の造成

軟骨の透けの解消

  • 外側鼻軟骨の透けをしっかり矯正

  • 鼻先の皮膚の厚みを回復

  • 自然な鼻先の形態の実現

構造の再建

  • 自家肋軟骨を用いた全面的な再建

  • 鼻筋の高さを適切に調整

  • 鼻先の挙上により全体のバランスを改善

非対称の矯正

  • 鼻孔の非対称を精密に矯正

  • 左右バランスの整った鼻の形態

  • 自然な対称性を実現

バランスの調整

  • 鼻唇角矯正により人中の長さを視覚的に短縮

  • 鼻筋と鼻先の調和のとれたバランス

  • 顔全体との調和

機能改善

  • 鼻中隔形成術による鼻づまりの根本的改善

  • 下鼻甲介手術による鼻炎の改善

✅ 手術結果

機能的な改善

  • 鼻づまりの大幅な解消

  • 鼻炎症状の顕著な緩和

  • スムーズな呼吸機能の回復

組織状態の改善

  • 粘膜の厚みを回復

  • 外側鼻軟骨の透けを解消

  • 健康な鼻腔内環境を整備

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

正面

  • 矯正された鼻孔の非対称

  • 自然な鼻先の形態

  • 軟骨の透けのないすっきりとした鼻先

  • バランスの取れた顔全体の比率

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

側面

  • 適切に調整された鼻筋の高さ

  • 鼻先を挙上し改善されたバランス

  • 人中が短く見える効果

  • 調和の取れたお顔の横顔

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

全体的な変化

  • 複数回の手術による副作用を改善

  • 患者様が希望された理想的なバランス

  • 健康的で自然な鼻

  • 長期的に安定した仕上がり

術前 / 術直後0日目術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な結果とは異なる場合があります。

長期的な安定性

  • 自家肋軟骨の使用による長期的な安定性

  • 粘膜の回復により再損傷のリスクを低減

  • 持続的で自然な仕上がり

👨⚕️ 専門医の所見

術直後0日 正面・側面・斜め側面写真です。術直後の写真は腫れがある状態のため、最終的な仕上がりとは異なる場合があります。

術直後0日目の鼻孔写真です。術直後の写真は腫れが残っている状態のため、最終結果とは異なる場合があります。

このようなケースは、5年間にわたり複数回の手術と再手術を受けられたことで生じた複合的な問題を解決しなければならない難易度の高い症例でした。特に、粘膜が薄くなり外側鼻軟骨が透けて見える現象は過度な手術による代表的な副作用であり、非常に慎重なアプローチが必要でした。

患者様の最も深刻な問題は、複数回の手術によって鼻の内部粘膜が薄くなっていた点です。粘膜が薄くなると外力に対して脆弱になり、乾燥感や出血などの問題が生じる可能性があり、何よりも外側鼻軟骨が透けることで審美的にも問題となります。

外側鼻軟骨の透けは、鼻先の皮膚と粘膜が薄くなることで内部の軟骨構造が表面に浮き出て見える現象です。これは単に見た目の問題にとどまらず、長期的には皮膚の損傷や感染リスクを高める恐れもあるため、必ず改善すべき問題でした。

患者様が特に希望された「鼻筋を低くしてでも鼻先は高くしたい」というご要望は、技術的に非常に難易度が高い部分でした。一般的に鼻筋と鼻先は一続きの構造であるため、一方の変化がもう一方にも影響を及ぼします。これを解決するためには、綿密な計画と精緻な技術が求められました。

自家肋軟骨を用いた再建では、薄くなった粘膜を補強し、外側鼻軟骨の透けを解消しながら、患者様のご希望のバランスを具現化することが要点でした。特に鼻先の部位では十分な厚みを確保し、軟骨が透けないように配慮しつつ、自然な鼻先の形状を形成する必要がありました。

鼻孔の非対称の矯正も重要なポイントでした。複数回の手術によって生じた非対称を精密に整え、左右のバランスを合わせました。

鼻唇角矯正を行うことで人中が短く見える効果をもたらし、患者様のご要望を満たすことができました。同時に鼻筋の高さを適切に調整しつつ鼻先を挙上させ、理想的なバランスを実現しました。

最も重要だったのは、損傷した組織を回復させることでした。度重なる手術で疲弊した組織が健やかに回復できるよう、丁寧な手術手技と術後管理を行いました。

結果として、5年間にわたる複数回の手術による副作用を改善することができました。粘膜が回復して外側鼻軟骨の透けが解消され、患者様が希望されていたバランスと形状の双方を達成できたため、大変ご満足いただいております。

このようなケースは、複雑で難易度の高い鼻の再手術症例であっても、正確な診断と体系的な治療計画によってしっかりと改善へ導けることを示す意義深い事例でした。

カン・チャヨンでした。ありがとうございました。

ありがとうございます。

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限界と副作用

自家肋軟骨を使用する場合、肋軟骨を採取した部位に傷跡や痛みが残ることがあり、稀に胸膜損傷が生じる場合があります。また、移植した軟骨が時間の経過とともに曲がったり、一部吸収されたりする可能性があります。

寄贈肋軟骨を使用する場合、移植軟骨が吸収されたり変形したりする可能性があるため、長期的な経過観察が必要です。

鼻中隔を同時に矯正する場合、鼻づまりが残存または再発する可能性があり、稀に鼻中隔穿孔や嗅覚の変化が生じる場合があります。

共通のリスクとして、感染、出血、非対称、傷跡、皮膚壊死、改善効果の不足などが生じる可能性があり、結果には個人の皮膚状態や過去の手術歴による個人差があります。