こんにちは。ノーズラボ医院代表院長のカン・チャヨンです。
本日は、鼻弁(鼻弁/ビバルブ)を考慮しない鼻整形で生じる可能性のある機能的な問題についてまとめてみたいと思います。鼻整形は鼻筋と鼻先の形を整える手術ですが、同時に空気の通り道を温存しなければならない機能的な側面も併せ持っています。
鼻弁再建術
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鼻弁が重要である理由
鼻弁は鼻の内側で空気の流れが狭くなる部位です。内鼻弁は鼻中隔、外側鼻軟骨、下鼻甲介が構成する空間として説明され、この部位が狭かったり脆弱だったりすると、鼻の形態とは関係なく呼吸が息苦しく感じられることがあります。
当院では鼻の形態を分析する際、鼻筋をどれだけ高くするかよりも、鼻中隔と外側鼻軟骨が十分に支持されているかを何よりも重視して判断いたします。すっきりとした細身のラインを作るために無理に狭めてしまうと、自然なラインを得ることが難しくなる場合があり、機能的にも不快感が生じる恐れがあります。
鼻弁再建術
息がしづらく、鼻づまりが強い場合、鼻弁の問題が関係していることがあります。
鼻弁再建術を検討するケース
次のような症状がある場合、鼻弁再建術を検討することがあります。
鼻弁を見落とした場合に生じる可能性のある問題
鼻弁を確認せずに鼻整形を進めると、術後の鼻づまり、息を吸う際に小鼻が巻き込まれるような感覚、運動時の呼吸のしづらさが生じることがあります。特に過去の手術で鼻背を大幅に細くしていたり、鼻先の支持が弱くなっていたりする患者様は、内鼻弁と外鼻弁をともに確認する必要があり、こうした部分は鼻弁を考慮した鼻整形で特に見落とされやすい機能的問題です。
美しいラインだけを考えて鼻の内部通路を狭めてしまうと、鼻整形後の満足度がむしろ低下してしまうことがあります。
手術計画で確認すべき点
鼻弁を考慮した鼻整形を計画する際は、鼻中隔が曲がっていないか、下鼻甲介が肥大していないか、外側鼻軟骨の支持が十分か、息を吸う際に小鼻が虚脱(コラプス)しないかを確認する必要があります。必要な場合は、スプレッダーグラフト(spreader graft)などの支持概念を用いて内鼻弁を補強する計画を立てることができます。
ただし、文献上でも鼻弁の手術法は多様であり、エビデンスレベルにも限定的な部分があるため、ある特定の手法一つがあらゆる患者様に適していると言い切ることは困難です。患者様の鼻の構造や症状、過去の手術歴をあわせて確認しながら、十分に計画を立てることが望ましいです。
鼻弁を確認する際は、一箇所だけを見るのではなく周辺の構造もあわせて観察する必要があります。
内鼻弁:鼻の奥深い部分に息苦しさを感じることがあるため、外側鼻軟骨と鼻中隔の間の空間を確認します。
外鼻弁:息を吸う際に小鼻が内側に巻き込まれる感覚がある場合、小鼻の支持力と吸気時の動きを確認します。
鼻中隔:片側の空気の通り道が狭く感じられることがあるため、曲がり、支持力、鼻先との関係性をあわせて確認します。
下鼻甲介:鼻炎性の鼻づまりが併発することがあるため、粘膜の状態と下鼻甲介の大きさを観察します。
クローズド法による鼻弁再建
期待できる利点
鼻の内側から行うことで、外側の瘢痕を抑え、早期回復を目指せます。
結果や回復には個人差があります。
再手術の可能性を減らす方向性
鼻弁を考慮した鼻整形とは、鼻をいたずらに大きくするという意味ではありません。必要な部分は十分に支持し、減じるべき部分は適切に減らしながら、空気の通り道が損なわれないようバランスを保つという意味です。
患者様の中には外見の改善を希望してご来院されたものの、カウンセリングの過程で鼻づまりのほうがより重要な問題であると確認されるケースもあります。このような場合には、美容的な目標と機能的な目標をあわせて立ててこそ、術後の不快感を減らすことができます。
総評
一般的に鼻弁を考慮しない鼻整形は、見た目は変化しても呼吸が苦しくなる問題につながりかねません。鼻整形を計画する際は、自然なラインだけでなく鼻中隔、下鼻甲介、内・外鼻弁をあわせて確認することが不可欠であり、十分な評価と温存を考慮した手術計画が良い結果へとつながります。
以上、ノーズラボ医院代表院長のカン・チャヨンでした。
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